3.数多くの機会(チャンス)を逃してきた
「チャンスは平等に訪れる」と言われています。しかしチャンスに気づくには、何かを目指してそのことについて考え続けている人にだけ訪れます。
私たちの人生で、過去に訪れたチャンスがどれだけ合ったでしょうか。
チャンス掴み取るには、自分の好きなひとつのことについて考え続けることです。
自分の人生で気になることがあったら、一度は真剣にそのことについて考え続けることです。
人生は、選択の連続と言われています。はたして私たちは、人生をより良くするための選択をしてきたのでしょうか。
それとも苦労することを避けて楽な生き方を選択をしてきたのでしょうか。
良い大学に入学すれば、良い会社へ就職して高額の給料を貰えると一般的に考えるのが普通です。
このことは、ほとんどの方が知っている情報でもあります。しかし、苦労してでも頑張って良い大学に入学する人もいますし、頑張りたくないので楽に行ける大学を選択する人もいます。
同じ情報であっても、選択によって今後の人生が大きく変わることもあります。
友人が、「マイホームを購入したいから、これからは節約生活をする」と聞いて、節約は大変だと思い実行しない人もいれば、それを良い機会と捉え私も節約を始めようと実行に移す人もいます。
このように、単なる本からの情報だけでなくても日常生活の中でも、より良い情報を得ることもあるのが人生でもあります。
しかし、そのときにそれが自分にとっての良い機会と捉えるか、今のままが楽だからと真剣に捉えることもなく聞き逃してしまうかです。
日常生活の中で、このような情報をひとつのチャンスと捉えることもできます。
そのようなチャンスを手に入れるには、日頃から何を考えているかで決まってきます。
将来をもっと良くしたいと思っている人であれば、そのような情報に敏感に反応するでしょうし、とくに何も考えていない人では、気にすることすらありません。
「チャンスは、準備のできている人に訪れる」とも言われています。あなたはどちらのタイプなのでしょうか。
間違いなく私たちの人生には、変われるチャンスがあったのです。ただ、それを受け取る準備ができていなかったのです。
私自身本を書こうと決めてから、読んでいる本の内容の中に自分が必要な内容だと気づけることが多くなってきました。
過去に読んだときにはまったく気にも留めなかった内容などです。
最近では、テレビを観ていても参考になる言葉が目につくようになり、今ではテレビを観ながらメモすることも増えてきました。
人生で巡り合えるチャンスを手に入れるには、何か自分が思い描く理想的なことについて考え続けることです。
真剣に考えていると、必要な情報に気づけるようになります。今からでも遅くありません。「これは私の人生を変えるチャンスなのだ」と考えて、本書を読み進めてください。