4.本気で欲しい物かよく考えよう
私たちは、人が持っているもので自分が持っていないと「羨ましい、私も欲しい」と、単純に考えてしまうことがよくあります。
しかし、真剣に考えてみるとそんなに欲しいものではないと思えることばかりです。ですから、単純に「私も欲しい」と思わないようにしましょう。
少しだけ良く考えればわかることです。それだけでも、ネガティブな考え方を減らすことができます。
もし今度「羨ましい」と思うことがあったら、私は本当に心の底からそれが欲しいのだろうかと自問自答してみてください。
ほとんどの場合、自分が持っていないものを相手が持っているから、「羨ましいな」と思う程度で、本気で欲しい気持ちではないことに気づきます。
それでも「羨ましい」と思うのであれば、それを手に入れるために節約など他のことを我慢できるか考えてみてください。あくまでも単純な発想や思い込みだけで「羨ましい」と思わないようにしましょう。
私たちが、「羨ましい」と思ったり嫉妬したりするのは、私たちよりも裕福な方と比べたときです。いつまでも、裕福な方ばかり見ていてもキリがありません。
私たちより裕福な人も貧困な人も、私たちの幸せに直接影響を与えることはありません。ただ私たちが勝手に比較して、自分自身を不幸な気持ちにしているだけなのです。
大事なことは、自分の人生をどのようにしたいかを考えることです。大きな物を手に入れたいのであれば、大きな夢を目指して頑張ればいいですし、あんまり頑張りたくなければ小さな夢を目指せばいいだけです。
と言っても色んな物が欲しくなるのが人間でもあります。大事なことは通常の生活と欲しいものを混同して考えないことです。
欲しいものがあれば、それは夢として考えるようにして、通常の生活ではそのことで思い悩まないことです。
欲しい物のことばかり考え、自分自身を「私は不幸だ」と考えるようなことはせずに、切り離して考える習慣を身につけることです。
そのためには、自分が今持っているものを見返してみましょう。ある程度のもは持っているはずです。
人が持っていないものもあるかもしれませんが、「今の現状もそんなに悪くない」と思うことから始めましょう。